補助人工心臓体験記

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手術跡にスキントラブルが発生

手術跡にスキントラブルが発生

8月末に胸骨のワイヤー抜去手術を受けましたが、その後スキントラブルに見舞われています。

この記事は2018年10月14日(VAD装着1,340日目)のリライト記事です

テープかぶれが?スキントラブルとステロイド軟膏

ワイヤー抜去手術を受けた後は猛暑日が続いいました。病棟内へ持ち込んでいたUSB式ミニ扇風機も気休め程度にしかならないほど暑く、病室にいてもじんわりと汗が湧き出てくる状況でした。

術後はドライブライン刺入部で使っているドレッシング材と同じ材質のものですが、胸の皮膚との相性がよろしくなかったようでスキントラブルを起こしました。

胸の切開部は問題無かったのですが、切開部周囲の皮膚が赤みを帯びてきました。そして、皮膚かぶれを考慮してドレッシング材の利用を中止することになりました。

当初は痒みを抑えるためにステロイド軟膏(リンデロン)を使用していましたが、途中から白色ワセリンに変更となりました。

切開部が赤くなったので外来受診

具体的な内容は書かないが、皮膚の炎症から胸骨感染を起こすと「悲惨な目に遭う」と口酸っぱく指導されいました。予定外の外来受診を嫌い「粘るタイプ」の私でさえ、自身で「異変」と感じる度にスマホで撮った写真をメールで送り電話報告をしていました。

どっちが優先度が高い

利用するテープ類はどれも皮膚かぶれを再発させたため、最終的にシリコーンテープを利用することになりました。とりあえずはテープ由来のかぶれは対処できたものの、切開部と接する部分の擦れ?で赤みと痒みの引かない日々が続いています。
テープかぶれと切開部の擦れはどちらを優先して治すべきなのか…

通院時の採血では炎症反応は見られず感染の兆候も見られない。今はゲンタシンを薄く塗ることで擦れと感染を抑える処置をしている、皮膚の回復途中と信じたい。(今週の通院は2回でした…)

ベッドに仰向けになるのが堪える

今は胸が張るような姿勢に皮膚の痛みを覚えます。しかし、VAD植え込んいるので仰向け以外で寝入ることは難しい…

最近は眠剤を飲んでも朦朧とするだけで寝入るタイミングを逸することも多く、昼夜逆転気味でSNSやブログ投稿どころか日中の活動(仕事)にも影響し始めています。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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