補助人工心臓体験記

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食いねえ 食いねえ

食いねえ 食いねえ

 実りの秋

 今年も待ちに待ったこの時期が来ました。この時期は新そばの季節です。めん類が好きで特にそばの大好きな私にはたまらない季節の到来です。

 手打ちです

 このお蕎麦、実は最初から最後まで文字通り自家製の手打ちなんです。食べ歩きが好きで蕎麦も大好きな私が遠くに行けないのは可哀想だから・・と介助を担当してくれる叔父夫婦の粋な計らいで、蕎麦打ちの名人ご夫妻を我が家に連れてきてくれたのです。

 なんたて?

 よく蕎麦の「三たて」といいますが、こちらのお蕎麦を打ってくださる方はなんと家から道具一式を軽トラックに積み込んで来てくださいます。そして目の前で打った蕎麦をすぐに食べさせてくださるのです。下の写真の様に簡易の作業台があっという間に組み立てられ、蕎麦打ちが始まります。自前の畑で育てた蕎麦の実の獲りたて、それをすぐに蕎麦粉にした挽き立て、その蕎麦粉を目の前で打つ打ち立て、さらに目の前で茹でていただく茹でたて、そばを打つための道具と作業台の組み立て、など考えてみると「五たて」ぐらいになります。
 本当に研究熱心な方で、若い頃は納得がいかないと夜中でも起き出して蕎麦を打っていたそうです。

 幸せな時間

 このお蕎麦はありがたいことに全くのボランティアでいただいているものです。こんな贅沢させていただいているのに何のお礼も受け取っていただけません。お母様が入院でお世話になっていた病院でも年末に蕎麦を打ち、職員の皆さんや入院なさっている方に振る舞われることもなさっていたそうです。また、遠方にすむお子様とお孫様のためにわざわざお出かけになり振る舞われるそうです。それ以外にも年末にはたくさんの方にお世話の気持ちとしてお配りしているそうです。そのため家に篭りきりで1日中お蕎麦を打っていて大変だそうです。でもみんなを笑顔にしてくださるプレゼントです。本当に幸せなひと時です。ありがとうございます。

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