補助人工心臓体験記

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「いのちのバトン」が届きました

「いのちのバトン」が届きました

2020年から続くコロナ禍、「もしかしたら僕はノーチャンスなのかな…」と諦めのような気持ちと隣り合わせで入院生活を送っていました。

補助人工心臓の植え込み手術から足掛け7年、そんな僕にもついに「いのちのバトン」が届きました。

西空が少し明るくなり始めた朝5時前、映画「あさがくるまえに」を思い出しながら僕は歩いて手術室に向かいました。


ドナーとなられた方、臓器提供を承諾されたご家族には感謝の気持ちしかありません。

また、医療逼迫と叫ばれる状況下で臓器提供に対応してくださった施設の方々にも感謝の気持ちしかありません。

僕の家族には申し訳ない気持ちとともに、これまで支えてきてくれた感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

2年近く会っていない我が子ら、きっと僕が想像している以上に成長しているんだろうな。

今はこの両腕で我が子らの肩を抱き、沢山の話を聞いてあげることが僕の夢です。

僕はこれからの人生を楽しみにしています。

本当にありがとうございました。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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