補助人工心臓体験記

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今日で、満1歳になりました。VAD装着してちょうど1年です。

今日で、満1歳になりました。VAD装着してちょうど1年です。

今日、無事にVAD装着して1年経ちました。

余命宣告の期限をなんとか無事に超えました。

前回の入院の続きを書こうと準備してるときに気付きました。

2019年年末に余命宣告

そういえば、約1年間に家族同席のもと、余命宣告を受けました。

そんなに悪いんだと漠然と感じたことを思い出しました。

1年前の2020年1月22日にVAD装着

手術時間は、過去に開胸手術を何度かしてるので、手術時間は長くなると伝えられていました。

10時間以上はかかったようです。

その後、ICUに入ったのですが、再度、開胸手術をしたそうです。

出血が止まらなかったようです。

術後の世界は、まったく見えなった

脱水状態の水分過多、水分過多の脱水状態というわけのわからん状態を脱出して、歩けるようになりました。

そのころから、VAD装着1年、2年、3年の先輩方にお会いしたり、話したりしても、自分の姿がそこに見えませんでした。

諸先輩方々が経験してきたであろうことを、まったく想像できませんでした。

字面としての情報は入ってくるのですが、最後に付けくわえられる

「人それぞれですから」

に、そりゃそうだけどなと思ってました。

大阪人の会話の最後にくる悪意のない言葉、

「しらんけど」

を別の言葉で突き付けられた感じです。笑っちゃったんですけどね。

少しずつ回復してくるのを感じ始める

病院でも動けるようになるとリハビリをするようになります。

病棟内の周回する230mほどの廊下を回って歩くようになります。

漏れ聞こえる声に

「午前中では、若干1万歩に届かないわ」

という猛者もいました。

1日2万歩以上が目標のようでした。

私は、外出テストの目標である5周を目標にしてました。

無事に、歩けるようになり術後ちょうど3か月後の4月22日に退院しました。

退院後

徐々に普段の生活に慣れてきてきました。

とりあえず、やりたいと思うことをやり始めました。

病院に気力を置いてきたようで、どうも前に進めません。

まず、何かを始めてやる気を起こすしかないかと、目の前のことをしてきました。

で、年末

なんかいつもと違うなと思いながら、外来に通院すると、そのまま入院となったというくだりは、前回書きました。

1年経ってみて

なんやかんやしてる間に、1年経ちました。

VAD装着後は、装着前に比べて、起きてる時間も多く、やれることも多くあります。

まだ、若干不安定なのかもしれませんが、有難い状況です。

元気な時が続いて、ちょっと調子が悪くなると、

「もしかしたら、心臓病かもしれん」

と思っている自分に介助者もあきれてます。

ここで、開催される井戸バド会議で、生存確認アピールしながら、これからも1日1日を楽しんでいきます。

この記事の著者

やす☆HVAD
2020年1月22日に、#補助人工心臓 ( #HVAD )を装着して、#心臓移植 待機中。その時々の迷いごとや、今を綴っていきます。

twitter https://twitter.com/HVAD58656124/

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