補助人工心臓体験記

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車内でVADの電源確保はどうしてる?

車内でVADの電源確保はどうしてる?

補助人工心臓を埋め込んでいる間は車の運転が禁止されている、これは自身が意識消失などの非常時に車がアンコントラーブルになる危険が生じるためだそうです。普段の生活などでは通院や買い物では運転席以外に乗り込んで移動することが多いです。そこで心配になってくるのが長時間の車移動でのVAD電源の確保です。

この記事は2015年7月2日(VAD装着140日目)のリライト記事です

なぜ車内での電源確保が必要となるのか?

VADのコントローラーには二つのバッテリーが搭載されており予備のバッテリーも含めると通院程度では車内での電源確保は不要だと思います。しかし、我が家と病院間の道路混雑状況によってはかなりの長時間移動になります。通勤ラッシュ時間帯に事故なんかが発生した日には片道で3時間かかるんじゃないか?というほどの大渋滞が発生します。

そのような事態を想像するとバッテリーの残り時間が心もとないような気がしてきます、渋滞以外に災害で足止めされるような事態も考慮すると車内での電源確保は必須のように思えてきました。

カーインバーターでVADコントローラーの電源は確保できるのか?

車内で家庭用コンセントの電源を確保する方法としてはカーインバーターの利用が一般的かと思います。ただし、カーインバーターをVADという医療機器の電源として利用する場合、カーインバーターの性能や安定性という点も無視できません。VADが壊れて生命の危機にされされては本末転倒ですからね。

購入したカーインバーター

私は購入を予定しているカーインバーターのカタログスペック表を入手し、MEさん経由でVADメーカーに確認をとってもらいました。

購入したカーインバーターはシガーソケットだけでなく、車のバッテリーから直接電源を取り出せるアクセサリーが付属していました。災害時などの不測な事態での役に立ちそうです。なお、急速充電対応のUSBポートが付いているので移動中のスマホの充電にも一役買っています。

数千円の出費ですが、これで一つの安心を買ったと思えば安いものです。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。

僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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