ドライブラインを固定するためのアタッチメントを貼りつける部分の皮膚がとても痒い、自宅生活は始まったばかりだが心臓移植までずっと使う皮膚なだけに少し心配だ。
この記事は2015年7月3日(VAD装着141日目)のリライト記事です
皮膜剤による皮膚保護と剥離による快感
一応、アタッチメントを貼りつける前に皮膜剤を塗布して皮膚を保護をしています。汗や体液によりアタッチメントの接着力も落ちてくるので数日で新しいアタッチメントに交換しています。アタッチメント交換の際には布状の剥離剤を使って古い皮膜剤も除去しなければなりません。少なからず皮膚をこする必要があるのですが、それが痒みのある皮膚にとっては「快感」という刺激になってしまう。
私の意志が弱いだけかもしれませんが人は快感に弱いですよね、押し寄せる快感に負けて必要以上に皮膚をこすってしまい結果後悔するのです。。。
病院処方ではない剥離剤を利用する
毎日のケアで必要となる物品は病院から月に一度まとめて支給されます、皮膜剤と剥離剤も支給される物品の一部です。通院時には先輩VAD患者に自身の悩みなどを相談したりもするのですが、私と同じ皮膚の悩みを経験されている方もおり、当事者ならではのアドバイスを頂いたりしています。
先輩方の話によれば皮膜剤は代替が難しくても剥離剤は工夫の余地がありそうです。私自身でもいくつかの製品を調べていくつかの製品を購入して試してみました。簡単ですが、その製品レビューでもしておきます。
- コンバケア リムーバー
病院から支給される剥離剤で布タイプ。
- 3M キャビロンリムーバー
布タイプではなくリキッドタイプの剥離剤。
皮膚を擦らずとも滴下するだけでスルスルと粘着部が剥がれます、とても皮膚に優しい剥離剤です。
- ブラバ 粘着剥離剤
スプレータイプの剥離剤。
今はこちらの製品とキャビロンリムーバーを併用しています。
少しスプレー時の勢いが強いため、ドライブライン貫通部に吹きかからないように工夫が必要ですが剥離効果は高いです。
どれも自費で購入すると高いのです、しかし、長期間にわたって皮膚の状態を維持することを考えればケチる部分でもないかと思います。荒れた皮膚は菌の温床になりドライブライン貫通部の感染源にもなりかねません。おすすめの剥離剤、剥離方法があればぜに私に教えてください。
コメントはこちら