補助人工心臓体験記

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VAD患者が一肌脱いできました!

VAD患者が一肌脱いできました!

この記事は2016年6月5日(VAD装着479日目)のリライト記事です

東京大学付属病院

今日はコチラの病院へお伺いしてきました。院内にはお店の種類も多くて広さもある、隣の芝生は青く見えているだけかも知れないけどね。

大人数の前で自己消毒をする

以前に補助人工心臓研修コースでの自己消毒実演のオファーがあって私は二つ返事で承諾していました。今日はその研修会場である病院に訪れたわけです。

私は自己消毒の実演のために上半身のみ裸になりました、これがあるから男性VAD患者がオファーされる理由なんでしょうね。まさかこの場でNさんとの再会を果たすとは思っていませんでした。

消毒の実演後はインタビューと質問タイムがありました、例えばこんな内容を聞かれました。

  • 普段は誰が付き添っているのか
  • 1年経過してどれくら動けているのか
  • VAD生活で一番の悩みは何か
  • 非常時の電源確保

私は聞かれたことへ素直に答える、足らない内容などがあれば講師が補足説明するといった感じです。滞在時間は消毒を含めて1時間程度でした。
今日は「その他」の方が私にとってはメインだったのかも知れません。

昼食はフランスカレー

すごく柔らかで繊細な香りと味のカレーで、メニュー表記では小盛りが「マダム盛り」、普通盛りは「ムッシュ盛り」となっていました。もちろん、私はムッシュ盛りです。

フランスのカレーを味わったことがないのでこれが本当のフランスで出されるカレーの味なのかは分かりませんが、油のしつこさもなくサッパリと食べられましたよ。日本の家庭的なカレーと比べるてしまうと少し物足りなさを感じると思います、要は味の好みによるとしか言えません。

上野公園経由で根津へ向かう

カメラを片手に歩いていたのですが、今となっては希少な車達との出会いがありました。

不忍池が見えてきたあたりから、空がすっかりと夏色に変わっていることに気が付きました。夏空の下で屋外セッション、楽しそうです。

みのりCafeで一休み

みのりCafeに訪れてみようと思ってから半年経って実現しました。ここの(元)オーナーさんと知り合ったきかっかけは患者スピーカーバンクの初級研修した。

その頃は私の中に溢れる想いを伝えたいと考えていましたが、あまりにも漠然とし過ぎていました。こちらの研修を受けたことが一つのきっかけとなって、今のような方向を歩んでいます。まだ研修が残っているのですが、なかなか予定が合わずに参加することができない状況が続いています。しっかりと研修を修了して一人前のVADスピーカーとしても歩みだしたいものです。

汗をかいていたので「本日のコーヒー(マンデリン)」ではなく「水出しコーヒー」をいただきました。雑味なくすっきりとした味ながら芯のある一杯でした。

でも何かが足りない…

!?

!!!!?

甘いものだ

という事でティラミスとコーヒーゼリーをオーダーしました。しかし、外でお待ちになっている方もいたので気持ち早めに店を後にしました。

みのりCafeは東大病院からも近いし、このような場所で誰でもVAD交流会を開催してみたいなと思いました。

金太郎飴

FBを覗いていたらコメントで「隣にある飴屋さんがおすすめだよ」という情報が入ってきましたので、早速飴屋さんを覗いてみました。

何とも時代を感じる木枠のガラスケースです。どれにしようか迷いましたが、とりあえずゲンコツ飴を購入しました。(看板メニューである金太郎飴は買い忘れました)
今度行ったら何を買おうかな。

根津神社

帰宅する前に近くの根津神社を散策して、新宿で焼肉を食べて帰りましたとさ。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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