補助人工心臓体験記

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焦る気持ちを抱え、眠れない日が続く

焦る気持ちを抱え、眠れない日が続く

補助人工心臓を植え込んでから息が詰まるような苦しみはなくなりました。
しかし、健康な人と同じレベルという状況には程遠いのが現状です。
やりたいことは山ほどあるのに体がついてこない!それは加齢だと言われてしまえばそうなのかもしれないが…

この記事は2015年7月12日(VAD装着150日目)のリライト記事です

焦る気持ちがイライラを生む

何をするにもVADコントローラーが付きまとってくる状況に嫌気がさしてきた。今まではちょっと手を伸ばせば届いたテレビのリモコンも色々と気にして無理はできない。その都度コントローラーを持ちあげて移動する状況が実にイライラする。

しかし、補助人工心臓を装着するという選択をした時点でこれらの些細なことは受け入れなきゃならんのだろう。これからは「気持ちの妥協」と「行動の妥協」を大きくしなければならないだろうが、今のところ両者はかみ合ってはくれないようです。

眠れない日々が続く生活

ここ5日間ほど夜はまともに眠れていない。入院している時からクエチアピン(セロクエルの後発薬)を服薬して、自宅に帰ってきてからはあまり薬の効果を実感できない夜を過ごしていました。

七夕である7/7の通院時には主治医へ夜眠れないことを相談し、睡眠導入剤マイスリーを処方してもらいました。確かに初日は良く効いたようで服薬15分後くらいから意識がボーっとしてスッと眠れました。

久しぶりに「良く寝た~!」と思えるような目覚めを経験しました。今はボーっとするものの寝付くまでには至らない状況が5日間続いています。マイスリーは超短期作用の薬のようで3時間くらい寝付けないとその後はもう眠れません。

いい加減に精神的、体力的にも疲れてきました。寝付けるように色々な工夫をしていますが不眠という滴を攻略できずにいる。明後日が通院日なので、今の状況を相談してみよう。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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