今日は、1か月ぶりの外来に行ってきました。
今日は、採血、レントゲンに加えて、久しぶりの心エコーを受けてきました。
採血の結果を外来診療で使うためには、1時間以上前にきて、今回は、心エコーも受けるので、さらに早く行きました。
検査の流れ
採血は、6本
レントゲン2枚撮って
心エコーは、あったかく薄暗い部屋で受けます。
技師さんの
「吸って~」、「吐いて~」、「止めて~」
という言葉で目が覚めます。
そして、また寝ます。
「終わりました」の声を聞いたのは、開始から40分後です。
本人の体感は、すぐ、です。心エコーで起き続けてる人っているんでしょうか?
MEさんのVADチェック後に外来診療
ここ30年弱の間に心臓病を発症して、いろんな病気もあり、3度の宣告を受けたときも引っ掛かることがなかったのに、今日、初めて凹みました。
パートナーが私のことを「腹が立つこともあるくらい脳天気」という超脳天気なんだと思います。
今日は、新たな先生だったので、VAD装着後の血圧測定の話、肺の水のたまり具合、心エコーの結果などの質問をしたり、説明してくださったりしました。
で、今まで、VAD装着するくらいだから心臓機能は悪いことは分かってました。
そんな状況なのに自分の心臓は、まだ、働いている、回復しているとどっかで思ってたみたいです。
先生とのお話しをしていて急に、
「動いてないやん。私は、すでに死んでいる」
って感じてしまって、凹みました。
今のEFってそんなに低かったんや。VAD装着までに一時的に落ちてただけだけとどっかで思ってたようです。
パートナーからの
「やっと自覚できた?機械で生きてるのよ」
も刺さりました。
だから、脈もとれないんだと納得しました。
病院を出るころには、
ほんまに凹んでる顔してる
と言われながら、いつも通り、薬局に薬をもらいに行き、市役所へも行き、買い物をして、帰宅しました。
家に着いた時には
あの凹みようが何だったのかというくらい元に戻って、今日あったことの備忘録を普通にここに書いてます。
似たお話なんだけど…。
ICU入居時の夫はIMPELLAのフローレベル最大で循環補助してて…ICUに面会に行く度に、1分間に3.6Lとか補助してるって機器の表示が言ってるんですよ。
普通心臓は1分に5L循環させているはずだから70%もIMPELLAに補助を受けてるってことは…心機能がかなり致命的なのだなあとかなり凹みました。
それでも、「心機能が回復してVAD離脱した人がいるらしい」とどなたかのブログか医学誌サマリーで読んでいたので、VADつけてる内に夫の心筋が回復してVAD離脱しますように…という希望をずっと持っていました。
VAD手術前の執刀医説明で「VADは左室を補助することはできるけど、右室は補助しないので、右心が拡張型心筋症のせいで大きくなって右心不全で三尖弁が閉じなくなるおそれがあります。その予防のためにクリップのような留め具を三尖弁に着けます」と言われた時が決定打で、「クリップを入れられるってことは、もう心移植ありき、心移植まで何とか今の心臓でつなぐってことなんだなあ」と脱力しました。その前までは「一時的にVADを入れるけど、自己心が回復して移植もVADも要らない体になる日が来るかもしれない」と強く願っていたのです。
自己心回復のVAD離脱の猛者が本当に存在するなら、「ウチの場合はそうなれなかったけど、居るらしいってことで気を強く持つことができました。ありがとうございました。どうかお健やかにお過ごしでありますよう!」とお伝えしたいです。
私も心臓病歴が長く右心室も結構へたってると改めて言われました。これ以上悪くなると強心剤の追加のための入院が必要なようです。なんとか今回の心エコ―の結果、入院を回避できました。
最初の心筋梗塞で、ぼぼ左心室の広範囲が壊死してしまっていたので、よくなることは無いんですけど、残りのちょっとが頑張れるかな?とは思ってました。しかし、右心室も悲鳴を上げてるようで、VAD離脱、即、緩和ケアです。
EF1桁と聞いて、一瞬凹みましたが、VAD装着して今できることがあるので、穏やかに過ごしております。脳天気に産んでくれた両親に感謝しています。
つくづく、介助者の方が大変なんじゃないかと感じてます。ありがとうございます。