補助人工心臓体験記

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補助人工心臓エバハートの『寝る前の儀式』を写真で解説

補助人工心臓エバハートの『寝る前の儀式』を写真で解説

こんばんは、イシイサトルです。
僕の『寝る前の儀式』を写真で記録したので、その様子をお伝えさせていただきます。

エバハートのバッテリー交換手順

僕はベッドにいる時間が長いので、エバハートのコントローラーはACアダプタに繋げっぱなしです。
そんなこともあって一日のバッテリ―交換は寝る前の1回だけだったりします。
今回はその貴重な一回を写真で記録してみました。

エバハートは2本のバッテリーが接続されていますが、片方ずつ消費していきます。
この写真では右側のバッテリーが減っているので、寝る前に満充電のバッテリーと交換してあげます。

まずは交換用バッテリーを用意します。ここで緑色のフルチャージランプが点灯することを確認しておきます。

エバハートのバックは左右どちらにもファスナーがあるので、交換する側のファスナーを開きます。

接続部先端のリリースラッチを反時計回りに回し、バッテリーの接続を外します。

外した瞬間、バッテリーのエンプティ―ランプが点灯します。
それと同時に電源供給は左側のバッテリーに切り替わります。

とっととバッテリーを取り外します。
写真は分かりやすいようにケーブル部分を手で支えていますが、バッテリー取り扱う際には手でケーブルを持ってはいけません。ケーブルをコネコネしちゃうと断線に繋がってしまいますからね。

右側に満充電バッテリーを接続します。
正常に交換できていれば、両方のバッテリ―表示は満充電なはずです。

僕はこのバッテリー交換のタイミングで「ディスプレイ」にエラー有無や回転数・消費電力に異常がないかをチェックします。

使用済みバッテリーは小型のバッテリーチャージャーに接続し、充電しておきます。

バッテリーを接続したらChargingランプが点灯していることを確認します。
接続が甘かったり、バッテリーそのものに異常があるとErrorランプが点灯します。
あとは、緑色のFull Chargeランプが点灯するまで放置プレイです。

他の使用していないバッテリーも緑色のフルチャージランプが点灯することを確認します。
これで「寝る前の儀式」は完了です。
慣れてしまえば時間にして1分程度のことです。

僕は今までエバハートに関する記事は沢山書いてきましたが、こんなに細かなステップを写真付きで書いたのは初めてかも知れません。

こんな記事でも誰かのお役に立てれば幸いです。
意外にもコロナ禍で満足に研修を受けられていない医療従事者の方が見ていたりして…
あくまで一患者のブログ記事なので「ふ~ん」くらいな気持ちで見てくださいね。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。

僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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