補助人工心臓体験記

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再び脳出血の恐怖を味わう

再び脳出血の恐怖を味わう

今日の朝食後、コーヒーを飲みながらスマホでニュース記事を眺めていたときのことです。
天気は雨。

この記事は2015/9/17(VAD装着217日目)のリライト記事です

視野がチカチカして見えづらい

スマホの画面がチカチカして見えづらくなってきました。
その異変に気付いて5秒後、ソファーへ寝転がりました。私はいつもそうしています。

チカチカはカラフルなギザギザの渦巻模様で、視野中央から右の方向へ色を変えながら移動していきます。
どちらの目でみても症状は同じ、VAD手術後に起きた脳出血時の症状と全く同じだ。

VAD植込み2ヵ月後に脳出血を経験したときの話

脳出血の異常に気付いたのは起床後テレビを見ているときだった。
朝食を運んできた看護師へ「なんかテレビが見えづらいんだよね~」と話してみたところ、看護師は血相を変えて動き出しました。

即行でストレッチャーに乗せられ、CT室へ運ばれました。
そして、左脳での出血が確認されてました。
その時は既に頭痛と強烈な目まい、吐き気に見舞われていました。
症状に気付いてからあっという間の出来事でした。
その後に運ばれたICUでも頭痛、吐き気、壮絶な目まいが続き、「やっぱり死ぬんだな」という絶望感を味わいました。
ICUからは一週間ほどで出てこられましたが、もう二度と経験したくないことの一つです。

今日のチカチカはどうだったのか?

今回はチカチカが小さく、頭痛もない。
自身で呂律や体の痺れ、動き、皮膚の感覚などをチェックしたが特に問題は見当たりませんでした。

すぐに治まるのでは?

脳出血の後遺症では?

TIAでは?

後から頭痛もくるのでは?

2、3分の間に色々なことを考えましたが、チカチカが治まる様子もなかったので病院へ連絡しました。
通院指示が出たので妻の運転する車で病院へ向かうことになりました。
(症状が増していくようなら救急車を呼んでと言われました)

入院セットの用意

自室にはスーツケースへ入院で必要となるものを詰めて準備してあります。これまでも急遽で病院へ行くこともあったのですが、持って行ったことはありません。

入院セットを持っていくと本当に入院してしまうような気がして嫌なのです。

入院セットを持参しました

今回は何となく嫌な予感がしたので、車に入院セットを載せて病院へ向かいました。
やはり予め準備しておくことは大事ですね。

病院へ向かう道中はとても嫌な時間でした。
薄っすらと頭痛もしてきて、精神的にかなりきつかったです。

しかし、病院に着く途中でチカチカや頭痛の症状も収まりました。
病院到着後、採血とCTを撮りましたが、特に異常は見られないとのことでした。

偏頭痛が続いていたりするとドカンとくることもあるらしく、そのような場合は入院して様子を見るそうです。
今回はそのまま帰宅することができました。

復職前のナーバスな時期

今、復職の話が進んでいます。
しかし、今また入院してしまえばその話も永遠に流れてしまうことでしょう。
その意味で、今回は結果的に何ともなかったという状況は嬉しいです。

けれども、症状が発生した原因がはっきりしないので、私の気分はよくない。

自宅への帰り道、胸に不整脈とは少し違った違和感がありました。
VADコントローラーのディスプレイをチェックしたところ、またエバハートのポンプ再起動マークが表示されていました。

もう勘弁して欲しい。
こんなにも頻繁に再起動するものなのかな?

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。

僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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