補助人工心臓体験記

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心臓移植を前提としない補助人工心臓利用とは?

心臓移植を前提としない補助人工心臓利用とは?

※この記事は2016年2月22日(VAD装着375日目)のリライト記事です

昨日、主治医よりとあるアメリカ医療誌の記事を共有いただきました。(共有された意図はご想像にお任せいたします)
そこにはVAD患者、家族の意思決定プロセスにおけるコミュニケーションの重要性について書かれていました。記事全文は読めませんが概要のリンクを貼っておきます。
https://www.jhltonline.org/article/S1053-2498(15)00982-1/abstract

調査したVAD患者の内訳を見たところ、心臓移植を前提としないVAD利用(DT)の割合の多さに驚きました。

  • 心臓移植を前提としたVAD利用(Bridge-To-Transplant)が全体の1割
  • 心臓移植を前提としないVAD利用(Destination Therapy)が全体の9割

日本におけるVADのDT利用について

日本におけるVADのDT利用が議論されていますが、今のところ保険診療対象外になっています。

参考リンク
日本臨床補助人工心臓研究会
我が国における植込型補助人工心臓適応適正化の考え方:Destination Therapyについて

この記事の全文を読んでみて、一口にVADと言っても「国によって使われ方も異なるんだなぁ」と再実感させられました。

米国のVAD患者は高齢者が多い?

調査したVAD患者の年齢内訳をみると平均が60歳でした、これは何を意味するのだろうか?

そんなことも詳しく触れていましたがが、私の英文読解能力が乏しいため正しく理解できていない可能性もあります。また、あくまで一つの記事に過ぎないので、それで全てを語ることは出来ないとも思っています。
ついては「何を意味するのかは?」については、まだ私の心の中に留めておきたいと思います。

米国で心臓移植を受けるまでに要する日数とプロセスについて

同じく記事を共有してもらいました。
これも米国の社会背景などが複雑に絡んでいるため、私の口から言うと誤解を受けそうなので控えます。
日本からでもUSのGooleから検索すれば見つけられる情報なので、気になる方はご自身でお調べください。

学校では教えてくれない臓器移植の話|データから読み解く日本とアメリカの差

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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