やす☆HVADの体験記

家でのナースコール

VAD装着後、退院が決まると容態の急変をどのように知らせたらいいのか?ということを考え始めました。

入院中に起こったVADエラー

術後、水分不足の水分過多といわれ、頭がこんがらがりながら、1か月半ほど経ちました。このあたりは、また別の機会に記します。

術後の浮腫みも減っていくかな?というころから、ローフロー(血流量が一定値を下回る)やキュウインエラー(心臓に埋め込んだポンプの吸い込み口が心臓の壁に吸い付つく)も発生してました。

私の場合、ローフローが起こると、意識を完全に失うことはなかったですが、話しかけてくれる言葉に対して応答するのもおっくうな感じになり、気持ち悪さが続きます。入院中に、計3回です。

キュウインエラーになると、このままローフローになるかなと身構えます。血流量が一気に下がっていくので、あっ、きたきたって感じになります。気持ち悪さがあります。これは、結構ありました。

しかし、おかげさまで、術後3か月に退院が決まりました。

今までのナースコールは、家でどうする?

VAD装着する前に比べて体調はよかったのですが、まだまだ、体調の急変の不安がありました。

キュウインエラーは、頻繁に起こりましたが、ローフローになることは無かったです。

いつでも連絡が取れる病院内でも看護師さんが横に居続けることがないのと同じように、家の中で介助者と常に手をつないで生活できるわけにもいきません。

でも、病院と同じように、常に連絡取れる方法が要ります。

最初は、携帯電話で連絡するということも考えましたが、急速な血流量変化のとき、冷静に電話できるとは思えません。

大きなボタンを押すだけでつながるキッズ電話も考えたのですが。介助者が携帯を常に持ち歩けるか?にも明快な答えが出ませんでした。

ナースコールと同じように、必要なところにボタンを配置することも考えましたが、ナースステーションに必ず誰かいるというように、家のある部屋に常駐というわけにもいきません。

ホームセキュリティーの会社など利用も考えましたが、家で介助者に連絡する方法としては使いづらいです。

意識失うかもしれない短い時間で連絡できる手段

ついに簡単に効果的に知らせる方法が、見つかりました。

防犯ブザーです。

ハートの部分を下に引っ張るだけで、大音量が出ます。

  • 引っ張るだけ
  • VADのカバンに付けて持ち歩ける
  • どこでも使える
  • ボタンを探さなくていい。手元にある。(病院でナースコールまで手が届かず意識なくしたことも)
  • 介助者も離れていても、気づける。
  • 介助者以外も気づける。

これ、外出時も万が一の時、周りの人にも知らせることができる。

いいのをみつけました。

音を試しに鳴らすと、さすが防犯ブザー、とんでもない音量でけたたましくなります。

十分に役に立ちそうです。

退院してからの5か月間

相変わらず、ローフローは起こりますが、防犯ブザーを使うほどのことも起きずに、生きてます。

コメント

    • 岩木幸(介助者2020JAN~)
    • 2020年 9月 15日

    私の夫も、やすさんとほぼ同じ時期にVAD(HM3)を埋め込み手術しました。

    そしてやや似た低フロー(低流量)経験があります。VADのアラートではなく、ポンプ付きカテーテルであるIMPELLAでですが。

    VADの手術前(重症心不全の治療と並行して心移植適応検査していた時)に夫の循環安定させる目的でIMPELLAを入れていました。その頃に、おそらくやすさんが言う所の「吸引エラー」らしきものを経験しています。IMPELLA CPからIMPELLA5.0へとカテーテルポンプを乗り換えた直後にIMPELLAから低流量アラートが出たので、IMPELLA装着術のせいか?はたまたそのIMPELLA機体に不具合があるのか、医療スタッフも当時私の夫のように2週間を超えるIMPELLA使用の経験がなかったようで、「なぜ、低流量アラートが出る?(患者本人はぴんぴんしてるように見えるのに?)」と、あたふたしていました。(私の方が自宅から病院ICUへ向かっている際の電話連絡だったので、めちゃくちゃ驚き、頻脈か?!という位私の心臓がドクドクしましたがw)

    結局、インペラの吸い込み口が心臓の壁に近づきすぎて(カテーテルの挿入角度が悪かった)血液ポンプが心室内の血液を十分に吸えなくなってしまったのが原因ということで、)らしく、IMPELLAの「低流量アラート」が出たという結論に達しました。カテーテルなので、ちょいちょいっと入れたり出したりして位置の微調整ができたため、その対応をしたらエラーが出なくなったそうです。でも姿勢を変えると…屈めたりするとその後も数度低流量アラートが鳴ったらしいです。

    今となっては「ICUの医療チームには、あの時、ワシが身を以てIMPELLAの使い方の研修をしてあげられた筈だ。あの病院の医療の進歩にワシは貢献したってことだ!」と笑い話にできていますが、VADにせよ、IMPELLAにせよ、アラートにはドキドキします…

    夫も防犯ブザーをVADバッテリー携行バッグにつけています。自宅内でも冷暖房で部屋のドアを閉めていたり、料理中の換気扇の音でVADアラート音が聞こえない恐れがあるので。一応、月一回、防犯ブザーがちゃんと鳴るか、作動確認デーを設けています。

      • やす☆HVAD
      • 2020年 9月 15日

      岩木さん、たいへんでしたね。

      エラーが出ても症状がない時もありますし、介助者よりも本人のほうがケロッとしてるかもしれません。

      防犯ブザーのテストを月一回してるのを見習わないといけませんね。
      鳴らすと音量デカすぎて、引っ張った本人もビクッてなってしまいます。

      介助者のお話も聞かせてくださいね。

      介助者の苦労を何一つ気づいてあげれてないような気がしてます。

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