
昨日は妻と一緒に日本移植学会と日本循環器学会が主催する心臓移植市民公開講座2015 in横浜「大切な人のために、今知っておきたい最新医療 ~補助人工心臓と心臓移植~」へ参加してきました。
この記事は2015年7月28日(VAD装着166日目)のリライト記事です

私が将来心臓移植を受ける身であるので知っておきたいと思っての参加でしたが、「新しいポジティブな発見」を期待がしつつも「知らないほうが良かった」という内容を知ってしまうという不安感も抱えての参加でした。
第一部 心臓移植の医学的解説と当事者
ここでは心臓移植についての医学的な解説のほか、実際に心臓移植を受けられた方が登壇されていました。心臓移植を受けられてから結婚し、生まれたお子さんと一緒に登壇されていた方がとても印象的でした。私の目にはその状況が希望の光のように眩しく心に映りました。
第二部 心臓移植を待機するということ
ここでは実際に補助人工心臓を装着して心臓移植を待つ二人の方が登壇されました。実際の生活で感じていること、補助人工心臓の素晴らしさ、将来への不安なども聞くことができ、自分の今後についてイメージを膨らますものでした。
第三部 今、私たちにできること
舞台俳優の方が登壇され、命の大切さや自分と移植との関わりについて分かりやすくお話をされていました。
講座を終えた私が感じたこと

希望と葛藤の繰り返し 私はドナーとなられた方、その家族へ胸を張ってい生きてけるだろうか? 今、ここで事切れてしまったほうが何もかも楽ではないだろうか? 時に自防時期になることもあるだろう。 体調が悪化して苦しい時期を過ごすこともあるだろう。 社会から見放されたように感じることもあるだろう。 子どもの成長を見続けていたい、何が何でも心臓移植を受けて生きたい。 自分は長い歳月を耐えるだけの自信がない。

これから起こるすべてのことを経験して乗り越えることで心臓移植を受けられる資格を得られるように思えてきました。心臓移植までの道のりは長く、楽ではないはず、きっと辛いはず。
しかし、自分は生き抜くことを決めたから今ここにてブログを書いている。
自分のために、誰かのために生きる。
改めて僕の決心を再確認する貴重な日となった。
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