HVADの講習を受け、試験を受けて合格するといよいよ自立のためにすべてのセッティングを自分ですることになります。
電池パックの脱着などは、何日か経験すると慣れてきます。
そんななかで、ショルダーバッグへのHVADセッティングが収まりつかないでいました。
ショルダーバックとは、
いわゆる肩掛けバックで、コントローラーや電池パックを入れるものです。
365日24時間連れて歩く新しいお友達です。
まあ、こんなもんです。
8か月近く使ってるので、へたってます。(恥)
両サイドはチャック式。ショルダーバック上側(手前)には、コントローラーのモニターが見えるように窓が開いていて、開閉は、磁石でさくっと開いて、ピタッと閉まります。
ヘルプマークは、後付けです。
HVAD本体のセットは、
こんなものです。
今、手前(下)コントローラーの右下から白いキャップの掛かった線がドライブラインといって、私の右腹から入って、心臓の左心室に付けられたポンプにつながっています。
上側(奥)の2つが電池パックです。
電池パックに見える数字は、電池パック管理用に番号を振ってあります。
ショルダーバックを開けると
こんなんです。
手前(下)側の網が、HVADのコントローラーを止め、奥(上)側の2個の網に電池を収めるような袋になってます。
電池パックを収める網の入り口は、外側に開いています。
奥(上)左側の網の開口部は、左側です。
奥(上)右側の網の開口部は、右側です。
ショルダーバッグの中にHVADセットを置くと
こんな感じです。
電池パックとコントローラーをつなぐ線が、バッグに収まらないです。
ああでもない、こうでもないと時間だけはたっぷりある病院生活の中で、パズルをしてるようでした。
術後の私向けの知恵の輪?頭のリハビリ?
まあ、楽しんでました。
来る看護師さん、MEさんに聞いては、なるほどその方法もあるなあとは思いましたが、私の正解ではないようです。
次にあげる電池パックのケーブルをすっきり収める方法も、看護師さん、MEさんから早々に提示していただきました。
収めるのなら、電池パックをクロスするといいよ
これです。
確かに収まりましたが、きっと私は、電池パックの交換を間違えると確信しました。
これ、収まるからいいけど、私は確実に事故る。
私なりのこの正解が出るのは、結局、退院の3週間前、術後2か月半弱です。
私なりの正解にたどりつけたのは、退院2週間前
いつも通り尋ねているとあるMEさんが、この方法はどうですか?と教えてくれました。
見つかった!
私なりの正解だ!
その私が腑に落ちた正解がこれです。
コントローラーに付いている電池残量ゲージ
と
電池パックに付いてる電池残量をチャックするボタン
と
コントローラーと電池パックの接続部分
の3つが同じ方向で一致する方法で、電池パックのケーブルもストレスなくショルダーバッグに入りました。
これを収めてみると
閉めると
これ以降は、ショルダーバッグに収める方法について、穏やかに過ごさせてもらってます。
迷い中のシャワーバッグ
ただ、シャワーを浴びるときに使う防水のシャワーバックへの収め方が、いまだに試行錯誤です。気持ちよくシャワー浴ができるときと、シャワーバッグが気になる時があります。
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