補助人工心臓体験記

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VAD中学1年生になりました

VAD中学1年生になりました

VAD装着から2,193日目

私は補助人工心臓(VAD)を植え込んだ年を小学1年生に例えて数えてきました。そして今日、小学校を卒業して中学1年生になってしまったようです。
つまり、VAD装着から丸6年が過ぎ7年目に突入したということです。

まさかこんなにも長いVAD生活になるとは…

そう思うこともありますが、今日は「こんなに長く生きてこれた」ことに感謝しています。それは僕一人の力ではなく、家族や医療者をはじめとした多くの方に支えられて実現しています。そのことに感謝しながら少し贅沢なコンビニケーキをいただきました。
ちなみに、このケーキのあとに消毒処置で撃沈しています。

私が「例外」であり、他の心臓移植待機者はもっと早くに順番が回ってくることを願っています。また、その状況に少しでも近づけるためには、やはり私達待機者自身が声を上げなければならないと感じます。

僕はまだまだ声を上げます。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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