
以前より企画しておりました「渋谷ジャックde交流会」を実行して参りました。
この記事は2017/9/16(VAD装着947日目)のリライト記事です
映画「朝がくるまえに」の初回上映を当事者がジャック
心臓移植待機者、同病者、実際に臓器提供を受けられた方、医療者等で映画「あさがくるまえに」の初回上映をジャックしてきました。
※リアリーライクフィルムズ様のご厚意にあずかり、初回上映をジャックさせていただきました。)
リアリーライクフィルムズ:映画「あさがくるまえに」
私は臓器移植とのご縁があってこの映画の試写会に招待されました。その試写会の前後で私の取り組んでいる活動の趣旨などをお伝えしたところ、「やりましょう!」と動きはじめました。
私は試写会にて視聴済みでしたが、同じ映画でも大型スクリーンで鑑賞すると、より深く心に響くものがありました。
臓器移植を扱った映画やテレビドラマは数多く存在しますが、どれも二つか三つくらいの立場からしか描かれていないような気がしました。
映画「あさがくるまえに」は臓器移植に関係する方を広く描いており、美しくもあり、時に目を背けたくなるようなシーンも再現しているように感じました。
ぜひ、多くの方に観ていただきたい。
きっとあなたの心を震わせることでしょう。
日本の移植医療への理解を深める活動
あさがくるまえに、見てきました。友達に7割泣いてた、って言われるほどじわじわ泣けました。語彙力がないので多くは語れないけど、毎日大切にしよう、これからも自分も家族も大好きでいたいなって思える映画でした。
— ゆい (@yuinosukinamono) 2017年9月18日
余韻に浸り中。。。移植コーディネーターのトマの繊細な仕事に感銘を受けた。自分は、医療現場とはかけ離れた仕事をしているけれど、対人間にかわりない。人として大切なものをこの映画からもらった。この映画に出会えてよかった。#あさがくるまえに
— ももちゃんこ (@momochanko1011) 2017年9月16日
109シネマズ川崎で「あさがくるまえに」。交通事故で脳死状態の少年、両親は臓器提供を打診される。一方で心臓疾患の女性、子供達や旧友との関係を描く。医師や看護師の日常も描かれていてすべてが自然。みんな大変な決断だよね。すごく余韻の残る映画、でも手術のシーンは目をつぶってしまった。
— haomei (@phaomei) 2017年9月18日
『あさがくるまえに』、良かった。心臓移植がテーマで日本で映画作ったらえげつない「感動ポルノ映画」になったろうな。自分には一つの心臓(命?)を巡る群像劇、という風に映りました。変に湿っぽくなり過ぎず、とても良かったです。
— で~すけ@パターソン (@dai_1976) 2017年9月18日
「あさがくるまえに」はオススメですよ〜!なかなか奇抜な切り口で臓器移植の最前線に携わる人たちの苦悩と葛藤を描いてます(^ ^) お時間ある方はぜひに! pic.twitter.com/Ewz0o9QqLw
— ナガ@映画垢🐇 (@club_typhoon) 2017年9月18日
あさがくるまえに②
— nissy (@ni_ssy) 2017年9月18日
それらは台詞や描写での説明は最低限まで排され、映画は、誠実な行為も、愛ある言葉も、時に不誠実に見える振る舞いまでも、個々の人生や運命を肯定するように、等価に扱ってるよう。
詩的で美しい映画ですが、静かに訪れるクライマックスには抑えきれないものがありました。
あん 天空の蜂 しゃぼん玉 あさがくるまえに…どれも 秦くんの歌がぴったりすぎて 心が震えて 家族の事を改めて考えさせられる映画だよね😌
— Yukokko (@hataohno) 2017年9月17日
午前中一本映画を観てからの、午後はお笑いライブ一色😁www
— Patch-WorK-LiFE (@Patch_WorK_LiFE) 2017年9月17日
明日は『あさがくるまえに』を観ようと思う。
観なければいけないと思う。
自分にとったら、脳死問題は日常だから。
救命に携わる者として、どんな形であれ、必ず、助ける。
心を救っていかないと、
医療者じゃないから。
『あさがくるまえに』秦さんのMVで内容がわかるって人もいるけど、逆にすごく惹き付られ、映画の導入部分として繋がり、静かに幕が上がっていく。青年は語らない。若さ輝く表情がかえって切ない。移植を巡り、匠なカットワークで次々と登場人物の心情に揺さぶられ、生死について深く心に残る映画。
— ぷにえ (@dot_punie) 2017年9月17日
昨日は「あさがくるまえに」を鑑賞、生と死のとても綺麗な映画。泣いた。臓器移植がテーマ、とても現実的。心臓の鼓動を音で表したのかなと思う音楽。サーフィンのシーン綺麗だったなぁ。彼にとって心臓の鼓動は波の音。朝と夜、光と闇、生と死、海と音楽、繊細と漠然、どれもが美しい映画。オススメ。 pic.twitter.com/DHfXyTEFre
— Aki (@akimusicetc) 2017年9月16日
あさがくるまえに
— asumi (@Beau_Demain) 2017年9月16日
観てきた(・ิω・ิ)
臓器移植に関わる周りの人達を誰に偏ることなく描いていてフランス映画らしくてとても良かった。
個々人のパーソナリティに多様性があるところもさすがでした。
【あさがくるまえに】ドナー、レシピエント、コーディネーター等、臓器移植に関わる人々を丹念に描く。その真摯な姿勢が、ドキュメンタリー的な骨筋からドラマ的血肉を紡ぎ出し静かな感動を揺さぶり起こす。T.ラヒムが実に良い役処だった。 #映画 https://t.co/gJbcP6nOPu
— いち麦 (@ichiwheat) 2017年9月16日
映画『あさがくるまえに』、
— nasubi (@serupi1106) 2017年9月16日
観終わった後、自分の身体を抱きしめたくなる作品。いや、感じたくなる。心臓の鼓動とか、体温とか。肌の感触。呼吸音とか。
観ている間、もしも家族がこのような状況になったら自分はどうするんだろう…と感じた。
この映画を見られた方に対して更なる理解を深めるきっかけになればと思い、出口で我々当事者からメッセージカードを手渡し配布させていただきました。

また、当日は日本臓器移植ネットワークからのバックアップもあり、広報の方がリーフレットや意思表示カードを提供されていました。
一人でも意思表示について考えてくれる方が出たのなら、このジャックは大成功と入れるでしょう。
このブログを閲覧されている方もグリーンリボン検定(無料)を受けてみてください。
合格する合格証とグリーンリボンのピンバッジなどが郵送されてきます。
映画のパンフレットを執筆

映画館内で販売されたパンフレットには、秦 基博氏とキレヴェレ監督との対談をはじめ、色々な方のコメントが掲載されています。
この度、パンフレットの執筆依頼をいただき、私も1ページ分のコメントを寄稿させていただきました。
売り物としても執筆は人生で初めてのことです。
このような素晴らしい機会をいただき、関係者皆様には感謝しております。ありがとうございました。
映画「あさがくるまえに」が私に教えてくれたこと
僕は劇場パンフレットに意思表示をすることの大切さも綴りました。
しかし、それが私が書くまでもなく、映画を鑑賞された方にはその大切さが伝わっていたように思いました。
ここで、Twitter上でツイートされた映画の感想について取り上げてみます。
コメントの数々に私の胸も熱くなりました。
大切な人のために、この映画を観て欲しい。
きっと、あなたの心を豊かにします。
実録 移植へ携わる人達の姿とは?
貴方は臓器移植についてどのようなイメージをお持ちですか?もしかすると、そのイメージは現実とかけ離れているのかもしれません。
移植後の生存率は低い?
実際にネットの掲示板等に書き込まれた言葉であり、似たような言葉はいくらでも書き込まれています。一部ではその言葉が蔓延し、あたかも真実であるかのような面をしていたりします。
人がどれくらい長い人生を歩めるのかは、人それぞれだと思います。それは病気や不慮の事故に遭遇することと同じように、誰にでも言えることです。
しかし、過去の一部を切り取って、それをまことしやかに叫ぶ人はどうかと思います。
もしかしたら、このような状態に至ったのは当事者側にもその責任の一端があるのかもしれません。
何故そのように感じるのかというと
姿が見えない(見えにくい)んですもの…
だから私は臆することなく自身の姿を見せてます。
例えば「バイクに乗ると不良になる」という言葉、今の社会ではどのように受け取られていますか?この言葉が常識とされていた時代の方に聞きたい。
本当にそうでしたか?
確かにそのような事実が存在したのかもしれませんが、それを全体のこととして語ってよいものでしたか?
臓器移植や臓器提供に対する間違った言葉の数々は「バイクに乗ると不良になる」と叫んでいる状態と似ていると感じています。
この状態をひも解いていくことは、当事者による地道な活動もその一つだと考えています。
心臓移植後の生活
移植が終わったら「健康」になるわけでもなく、病気との付き合いは続きます
どれだけ人生を歩めるかは人それぞれですが、少なくともこの動画に出てくる移植を受けた方達は、ネットに書き込まれる言葉の遥か先を歩んでいます。
ネットでまことしやかに書き込まれる言葉の数々は本当なのか?
是非、この動画を見て確かめて欲しい。
※主は後半部分です。
私が心臓移植に辿り着けたならば、このような取り組みを再開させたいものです。
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