補助人工心臓体験記

患者同士が繋がるコミュニティ・ブログサイト

【開催レポート】第三回 誰でもVAD交流会

【開催レポート】第三回 誰でもVAD交流会

この記事は2016年6月19日(VAD装着493日目)のリライト記事です

次回の交流会には参加してみたい!
そのような声に押されて前回の開催から1カ月ほどで「第三回誰でもVAD交流会」を開催することができました。

前回に引き続き今回も私からのインプットは最小限に留め、皆さんのキッカケ作りに専念したつもりです。
皆さん、楽しんでいただけましたか?

交流会を開催するまでの過程

前回と同じ場所では芸がないと思い、同じ新宿でも少し猥雑さが漂う大久保近辺で会場を探しました。
これには訳があって、私自身が韓国焼肉を堪能したいという欲求を叶えるためでもありました。

前回のダンススタジオでの開催に味を占めた私は、今回もダンススタジオを中心に会場探しをしていました。
すると最近オープンしたばかりというダンススタジオがキャンペーン価格で場所貸しをしていました。会場の大きさや設備も充実していたので、すぐに場所を予約しました。

前回からの改善点

前回の反省点を洗い出し、細かな部分を改善することで交流時間のゆとりを確保しようと考えました。
ただ、個人が企画して開催しているものなので「これをやれば劇的に変わる」といった裏技のようなものはなく、ひたすら地味なことを繰り返す作業でした。

テーブルと椅子の配置

会場に到着してからレイアウトを考えていては時間がかかり過ぎます。
事前準備では会場にコンタクトを取り、テーブルの長さや椅子の脚数を確認して簡単なレイアウト表を作りました。
レイアウト表があれば私が直接指示を出さなくとも参加者に配置作業を手伝っていただけるというわけで、私自身もホスト役に徹する時間が確保できるという一石二鳥な作戦です。

名札の書き方と色分け

今回も参加者には名札を身に着けてもらいますが、前回は一人ひとりに名札の書き方をレクチャーしていたこともあり、思いのほかに時間をとられてしまいました。
今回は受付に「名札の書き方の手順」「名札のサンプル」を用意することで、その説明を少なくすることにしました。

また、参加者の属性で名札の色を使い分ける方法を取り入れることで、参加者同士が交流しやすくなるような工夫をしました。他にもいくつかの地味な改善をしましたが、あまりにも細かい内容なので割愛します。

交流会前の大久保「食べ歩き」

まさしくVAD交流会にピッタリな夏らしい天候でした。雨が降らなくてよかった!
私達夫婦は予定の2時間以上も前にJR山手線の新大久保駅に着き、韓国焼肉店を物色しながら会場のある方へ向かいました。

「ココのお店にいってみたい!」
という訳でもなく、何となくピンときたお店を物色しながら10分程度歩きました。

会場の外看板付近に案内を貼りつけてから焼肉を食べに繰り出しました。
※案内の貼りつけは事前に許可をいただいています。

昼間からサムギョプサル!
とはいえ、お腹に入る量は限られているのでランチメニューから注文。
VAD生活をはじめてから初めての韓国焼肉です。

満足したお腹を抱えて店を出たのですが、開催までにはまだ時間があります。
食後の休憩という名目で会場近くのルノアールへと吸い込まれてみました。

これで交流会の燃料は満タンになりました。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

COMMENTS & TRACKBAKS

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. ●開催費用の内訳

    会場費:¥16,200
    資料印刷費:自己負担
    文具購入費:¥1,800
    ・ダイソー
     -紙皿×3セット、サインペン、ワッペン、アルコールティッシュ、模造紙、カード紙、クリップ
    ・Amazon
     -ポストイット
    ———————-
    合計¥18,000

    参加者一組あたりの費用¥1,800

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top