補助人工心臓体験記

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エバハートの機器トレーニングを受けに行ってきました

エバハートの機器トレーニングを受けに行ってきました

今日は補助人工心臓の機器トレーニングを
受けるために、父、母、姉、私で病院へ行ってきました。
トレーニング対象は私の父です。

この記事は2015/11/2(VAD装着263日目)のリライト記事です

電車内でのVAD置き場

電車内での様子

電車内では膝の上にエバハートのコントローラーを置いて、抱えるようにして乗っています。
こんな大きなステッカーを貼っていることもあるので、周囲の視線を感じたりしますが、別に見られても嫌な気がするわけでもありません。
むしろ補助人工心臓の認知に役立っているとうれしいのですけどね。

エバハートの機器トレーニングの内容

今回の主なトレーニング内容は以下の二つです。

  • 機器故障時の対処方法
  • 緊急時の連絡方法
美人技師さんによる説明

機器故障時の対処方法では、バックアップ用コントローラーへの接続切り替え手順をみっちりと学習してきました。
また、既にトレーニングが終わっている人も一人ずつバックアップ用コントローラーへの切り替え操作を復習してきました。

EVAHEARTのトレーニング用デモ機

赤枠の物体がポンプの実物です、
チタン製で握りこぶし大の大きさがあります。
心臓の左心室から脱血
→ポンプを勢いをつけ
→心臓の大動脈へ送血されています。
(デモ機は閉回路になっています)

最後は筆記テスト

間違えた箇所があれば、該当箇所を重点的に復習します。
とりあえず合格しました。

こんな感じで今日も病院に来ていました。
今週金曜日には通院と会社関係者への機器トレーニングがあるので、また病院に来ます。

最近の外出先No.1が病院になってきています。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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