補助人工心臓体験記

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やはり辛い

やはり辛い

最近、相当メンタルをやられていたようで、全くブログを書く気になれませんでした。

この記事は2015年8月25日(VAD装着194日目)のリライト記事です

周囲との関係悪化

8月に入ってから周囲(特に妻)との関係が悪くなっています。ブログへ書くかどうか悩みましたが、乗り越えるためにも書くことにしました。

今日は通院日だったので、主治医に現在の気持ちや状況を伝えました。
ハッキリとは言われませんでしたが、どうやら鬱の傾向があるようです。
ここ最近の自身の言動を振り返ると、自分でも思い当たる節がありました。

他のVAD患者や心臓移植を受けた方と話をする中でも、多少なりとも「VAD生活でメンタルをやられてしまう」ことがあるとは聞いていました。

私はそのような時期を既に乗り切っている、そう思っていました。
しかし、現実は違ったようです。

今の気持ちを何と表現すればいいのか分かりませんが、非常に苦しいです。

自尊心がなくなってきていると言えばいいのか..

自宅療養での葛藤もありますが、それ以外にも復職や日々の生活で必要な金銭面での悩みなどがその傾向に拍車をかけていたのかもしれません。

移植時に必要となる臓器運搬費や当面の入院費用を用意しなければならない、このままではいけない。

そう思うものの、休職中の私は傷病手当金しか得ることのできない状況が続いている。

働きたい。

もっとお金が必要だ。

どうすればよいのか

少しずつ現実を受け入れ、よい方向へ向かえるよう地道に最大限の努力をする。
今はそれしかないのだと考えています。

自分ひとりでは成しえないだろうし、医師、看護師、妻、そのほかの身近な家族とも真正面で向きあう必要があるのでしょう。

まずは冷静さを取り戻す方法を考えよう、考え過ぎないように。

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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