補助人工心臓体験記

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障害者優先の駐車スペースのありがたさ

障害者優先の駐車スペースのありがたさ

これは簡易ホワイトボードを作るために近くのホームセンターへ行った際の出来事です。

普段は障害者優先の駐車スペースはあまり使わないようにしています。

だって、普通に歩けるし・・・

ただ、どうしても障害者優先の駐車スペースが必要になる場合もあります。

この記事は2016年7月4日(VAD装着508日目)のリライト記事です

狭い駐車スペースでは乗り降りできない

駐車スペースの幅が狭いところは要注意だったりします。

我が家の車はスライドドア車ではないのでVADコントローラを背負ってるとかなりドアを開かないと降りられないのです。

写真の赤枠(右側)のような場面では絶対に乗り降りできません。

たとえ車椅子を使っていなくても障害者優先の駐車スペースが必要な場合もあります。

このような駐車場はとてもありがたいです。

ここのホームセンターではシンボルマークの意味をしっかりと理解されているのでしょう。身体の不自由な方と書かれているので好感が持てます。

たまにあるのが車椅子のマークとともに車椅子専用と書いてあるところ。施設側の認識がないところも多いです。

障害者に関係するマークの一例(内閣府)

乗るときを予測しなければならない

確かに場所を探せば十分に降りれるスペースがあるかもしれません。

しかし、降りるときだけの問題ではないのです。

買い物が終わって車に乗り込もうとしたときに、両側に車がビタ着けされていたらどうでしょう?

そんなこともあるので、狭い駐車スペースの場合は優先スペースを使わせていただいております。

一度車だけ出してもらって路肩で乗ればいいじゃん

そのように思う方もいらしゃると思います。

しかし、路肩で乗る行為って素早くやらなきゃならないし、私にとってはそれは結構怖いんですよ・・・

スライドドアの車であれば大丈夫そうですけど、そう簡単に車を買い直す訳にもいきません。

優先スペースでまさかのトラブル発生

本当にまさかな出来事です。

非常識な方もいるものです・・・

写真を撮り忘れたのが残念でなりません。

買い物が終わって駐車場に向かうと「看板」をどけて黒いワンボックスが止まっていたのです。

(しかも、斜線の入った駐車禁止のスペースですよ)

もちろん我が車のスグ隣。

本人が乗っていたら一言注意したかったのですが、すでに車内には誰もいなかったので諦めました。

結果何とかなったので良しとしますが…

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

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