補助人工心臓体験記

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【動画あり】発熱とポンプ痛で寝込んでいました

【動画あり】発熱とポンプ痛で寝込んでいました

今月13日以降、体調が急激に落ち込んでいました。
先日からカロナールで解熱できるくらいには回復してきたので、ちょっとだけ経過報告します。

CRPが高まり始めた13日

朝の採血で出たCRPは6.72でした。
これまでは2~3くらいの数値だったので「どこかおかしいところはない?」と聞かれていましたが、発熱しているわけでもなく刺入部の状態にも特段変化は現れていませんでした。

夜8時から病院のVAD仲間とZoomミーティングで盛り上がっていましたが、次第に自身の調子が悪くなってきていることに気が付き、私は一足先にZoomから退出しました。

猛烈な悪寒 熱が下がらず

夜中に尋常ではない悪寒を感じていたんですよね、ブルブルというよりガクガク震えるように布団に包まっていました。朝方になり左胸が破けそうなほどのポンプ痛が出てきて申告したわけです。
体温計は40度近い値を示している。

血液培養の採血をして、病院の薄くて重たい掛布団を追加で3枚貰いました。
寒いし痛いしで何だかよく分からん状況でした。
採血の結果はメチャクチャで貧血も進んでいて輸血や免疫グロブリン製剤、抗生剤などを入れられました。

CRPは下がらず

それから1週間以上39度台の発熱が続き、みるみると体力が奪われていきました。
ガリウムシンチを行ったところ、エバハートのポンプ周囲(底面)に集積がありました。
当初は自己消毒をしていましたが、最近になって滲出液の量が増えてきたので看護師の消毒になりました。

シンチグラフィ(英: scintigraphy)・シンチグラムは、体内に投与した放射性同位体から放出される放射線を検出し、その分布を画像化したもの。画像診断法の一つ。

引用:Wikipedia「シンチグラフィ

このブログを投稿した時点でCRPは13程度にまで下がりましたが、胸の痛みは殆ど変わっておらず座位も苦痛な状況です。
ヘビー級なコントローラーを担ぐことも今は出来ません。

【閲覧注意】看護師による消毒処置と痛がる私 

辛そうにしていても状態が良くなるわけでもありません、気分が滅入るだけです。
こんな時だからこそビデオを回す!
移植待機生活を経てそんな謎のプロ根性が根付きました。

映像はカット編集だけでソフト加工は施していません。
人によってはとても不快に感じる映像だと思います、見たい人だけ見てください。

一応、何とかやっています。
クリスマスチキンも完食しました!

この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

COMMENTS & TRACKBAKS

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By レンジャー介助者より

    とても辛い中、ビデオを回してくださりありがとうございます。
    さすが石井さんです!クリスマスチキンも食べれたようで、少しだけ安心しました。
    ばい菌との戦いに必ず勝つ!頑張る石井さんカッコイイです。希望です!
    しかし、痛い時は痛いと言って看護師にSOSを出して無理しないでくださいね。

    • こんなおいしいネタがあるんだから「撮らなきゃ損!」という感じでスマホを回していただけなんですけどね・・・
      なお、菌は不在とのことでよく分からない状況になってます。

      次はお雑煮が食べたいですね。(病院では出ませんが・・・)

  2. By レンジャー介護者より

    次回の美味しいネタ、楽しみにしてます。
    正月メニューあると良いですね!

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