VAD植込みから約1年半が経ちました。
ちょっとしたトラブルはコンスタントに発生していますが、それを考慮しても順調に生活できていると感じています。
体力が戻ったおかげもあってか最近は身体を動かしたくてウズウズしていました。
それでも外の日差しはキツイので、今回は家族そろって屋内で運動してきました。
この記事は2016年7月18日(VAD装着522日目)のリライト記事です
VAD植込み後から試した運動
- 散歩(5km超)
- ゴルフ(打ちっ放しでのハーフスイング)
心臓移植を待っている奴が心臓に負担をかけるなんてとんでもない!
そう思われてしまうかも知れませんが、適度な運動は心臓移植待機者でも大切なことだと考えています。
心臓リハビリテーション、略して心リハと言うものもあるようですが私にはよく分かりません。
ただ、運動は身体を動かすことだけが目的ではなくココロのバランスを維持するためにも大切なことだと思います。
だから心リハと言うんですかね?
去年の今頃より出来ることが増えてきたように感じていましたが、運動という視点で振り返ってみると実は大したことはしていないようです。
年末の大掃除や洗車などは頑張ってやっていたのですが、それらは運動ではないですからね…
ボウリングをやってみた感想
まず初めにご理解いただいたいことがあります。
この記事を読んで安易に「自分もボウリングをやってみよう!」とは思わないでほしいのです。
私はそれなりのボウリング歴があります。
例えば私は500ゲーム/年は投げていましたし、5ゲームアベレージは200以上でした。
ボウリング場に貸しロッカーを借りて、すべての道具をそろえてやっていました。
パーフェクトゲームは実現しませんでしたがそれに近いハイスコアは出していましたし、それなりにレーンコンディションを読むことができる程度には経験を重ねているつもりです。
そのようなバックグラウンドのあるVAD装着者がボウリングにチャレンジしていることを理解くださいね。
オイル踏んで転んでも私は責任取れません。
筋力の衰えを実感
握力も足りていなければ、下半身の筋力が全く足りていませんでした。
背筋や腹筋も使えないので、高めからの非常に不安定な投球でした。
ただ、ガチ投げしようと思っていた訳でもなく、子ども達がはしゃいでいる瞬間が何よりもシアワセでした。
投げていて
ここの筋肉足りてないな~
固いな~
筋肉の部位?を意識して鍛えていた頃の感覚を少しばかり思い出すことができました。
これからの日常生活でも筋肉の部位を意識してバランスよく筋力維持をしたいと思います
転倒する不安は?
ボウリングでオイルを踏んでしまった経験はありますが、転んだ経験はありません。(周囲で転んだ人は数多くみてきましたけど)
もしVAD装着者がオイルを踏んでもして転倒しては大変です。頭を打って脳出血を起こすかもしれないし、ドライブライン貫通部を損傷する可能性さえあります。
私はオイルを踏まないよう随分と手前から投球してみました。
エバハートのコントローラー(リュックスタイル)が良い感じのウェイトになっていたようで、軸足のバランスが取りやすかったようにも感じました。
貫通部が切れるんじゃないか?という不安
ガチ投球ではなく下記二点を気を付けて投げたので問題ありませんでした。
- 身体の捻転を少なくする
- 高めの位置からのボウルリリース
ただ、腰を落た投球だと腹囲変化も大きいので貫通部に負担がかかるでしょうね。
まぁ、ほどほどに投げるということです。
帰宅後に気が付いたこと
胸骨の痛みはないです。
ただ、少し筋力を使って投げていないので少し腰に負担がきていますね。
何事もほどほどが重要だと感じました。
それでも私にとっては楽しく、無理なく出来そうなスポーツなのでこれからもやると思います。
久しぶりに自分の指にフィットしたマイボウルが欲しくなってきました。
再びマイボウルを買うなら12ポンドくらいのスキッド&スナップ系のリユースボールですね。
私もVAD装着時にボーリングとミニバレーをやりましたよ。
そうなんですね!
私はバレーを授業でやった程度の経験しかないので、今バレーをやったらケガする自信があります💦