Pororonの体験記

心筋梗塞で補助人工心臓をいれました

初めましてVAD装着者のPororonです。

VADを入れる経緯や装着後の生活を綴っていきたいと思います。

VAD装着前の状況

11年前ペースメーカーを装着した私は何とか仕事ができる体の状態でした。

しかし3年ほど前から心臓の状態が悪くなり主治医から心筋シートの治療を受けてみませんかと提案されました。

心筋シートとは太ももから筋肉細胞を取り培養してシートを作ります。そのシートを心臓の弱っている部分に張り心機能の改善を図る治療です。

最先端の治療を受けられる上、治験に参加できるとの事、治験に参加できるという事は少しは人々の役に立てると思いとてもうれしく思いました。

そして入院

そして心筋シートの治療を受けることになりましたが、万が一の時にはVADの装着となる可能性もあり移植登録をするための検査入院が始まります。約1か月の検査入院後いよいよ太ももの筋肉を取る手術です。

手術が終わった後は退院して2か月ほど心筋シートができるまで待つのですが心筋シートの成功しか考えていない私はVADの装着者になる事などまったく考えていませんでした。

また入院

いよいよ培養してできた心筋シートを心臓に張る手術のための入院です。

しかし入院してすぐに不整脈の発作が起きてしまいペースメーカーが作動しました。

電気ショックです。意識のある時の電気ショックはものすごい威力です。

よく人間が死なないなと思うぐらいのショツクです。

すぐに一般病棟からCCUという集中治療室に連れていかれます。

その後も不整脈で電気ショックが何度も起こり、一般病棟に戻ってはまた集中治療室に入りました。

最後の電気ショックでは息ができなくなり血を吐いてしまい、あまりの苦しさに助けてくれた看護師さんに「殺して」と言ってしまいました。

たすけてくれたのに看護師さん本当にごめんなさい。

結局そのまま意識を失った私が集中治療室で意識を取り戻した時には心筋シートの手術日は過ぎていました。

VAD装着者になりました

一般病棟に戻つた私は強心剤の点滴が付けられ心筋シートはもうできないと主治医から伝えられます。

どうやら生きるにはVADを装着して移植を待つのが一番いいい方法のようです。

24時間介助者が必要になる問題やお金の問題、自分のような年齢の人間が移植を受けていいのか等、色々なことを考えました。

でも何度も何度も助けてくれた先生方や看護師さんに失礼のないよう頑張って生きようと思いVAD装着者になりました。

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