補助人工心臓体験記

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心臓移植後1週間目の心臓カテーテル検査

心臓移植後1週間目の心臓カテーテル検査

この頃になると心囊内・胸腔に貯留した血液や滲出液を体外に排出するためのドレーン、外付けペースメーカーが外されていました。

胃管は入っているものの食事(ペースト食?)がはじまり、リハビリに加えて端坐位でテレビをみるようにもなりました。

あっという間に手術から1週間が経過し、心臓移植後1回目の心臓カテーテル検査を受けてきました。

新世界

検査室にはストレッチャーではなく車椅子に乗って移動したのですが、次々にドアを通り抜けていく様子に一人感動していました。

今までなじみのある光景でしたが、僕にとってはもはや新世界のようにすべてのモノが眩しく映りました。

心臓カテーテル検査では何をするのか?

心臓カテーテル検査では移植された心臓や血管の状態を確認するために行われ、その中で心臓内側の筋肉を採取されるようです。

採取された組織は顕微鏡などを使い拒絶反応の有無を確認するようですが、僕は医療者ではないので詳しいことは分かりません。

心臓カテーテル検査での痛み

心臓移植後のカテーテル検査の痛みは「普通の心臓カテーテル検査」と一緒だと感じました。
何が一番痛かったのかと問われたら、深いところに局所麻酔が注射されている最中が一番痛いと感じました。
とはいえ、局所麻酔はあっという間に効いてくるので実際に痛みを感じるのはごくわずかな時間です。

ただし、ワイヤー(カテーテル)が鼠径部から心臓へ上っていく感覚は嫌なものがあります。
とはいえ、痛いとかではないので今までの地獄のようなVAD消毒処置に比べたらなんてことないです。

心臓移植後のカテーテル検査頻度

心臓移植後4週間は毎週カテーテル検査をすることがスタンダートのようで、その後は徐々にその頻度が少なくなっていきます。(個人差があります)

ということで、無事に1回目のカテーテル検査を終えてきました。

検査後はICUに戻るのではなく、HCUに入りました。

イシイさんの右首の血管は使えない

移植手術直前のCT検査で右首にある内頸静脈の血管が狭窄しかかっていることが判明したので、首からのカテーテルではなく鼠径部からのアプローチになりました。

移植手術時の肺動脈カテーテル(スワンガンツ・カテーテル)も右首ではなく、左首から入れられました。

狭窄の理由は色々なことが考えられるとのことですが、その話はまた別の機会で。

続く

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この記事の著者

Satoru Ishii
この補助人工心臓体験記の運営者です。
僕は拡張型心筋症で2015年2月にエバハートを埋め込み、心臓移植待機者になりました。
僕もいつかはVADを卒業する日が訪れます。(訪れました)
僕が成し遂げたいことは後継者を作ることではなく「当事者が声を上げていいんだよ」という雰囲気作りです。
これから先も地道に発信していきます。

COMMENTS & TRACKBAKS

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  1. By 通りすがりの移植者

    第二の人生のはじまりですね。
    移植直後、目に見えるもの全てが眩しく、本当に別世界ですよね。ゆっくり焦らず、ドナーさんと仲良くしていってください。
    それにしても、心臓移植の方は経過が早いことにびっくりです。※当方心疾患よりな肺移植者です

    • ありがとうございます。

      あまりに時の流れが速すぎて別世界に飛んできてしまったような感覚さえあります。
      これからゆっくりと加速して、この別世界に適応していきたいと思います。

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